純粋な本質だけが残る
昨日は、義父の9回目の命日でした。 3年前の記事「無常迅速」でも触れましたが、 義父の葬儀で耳にした『白骨の御文書』の 「朝(あした)は紅顔ありて、夕(ゆうべ)には白骨となる身なり」という 強烈なフレーズは、今でもよく憶えています。...
ゾーンに入る
「生命そのものの力」という過去記事で、 高みに向かってどこまでも成長しようとする人物の具体例として、 フィギュアスケーターの羽生結弦さんと、棋士の藤井聡太さんを挙げました。 彼らは、自分の天性に合った道で、素晴らしい才能を開花させていますが、...
“何もしないこと” を楽しむ
あなたは、“何もしないこと” を楽しめるでしょうか? 単に身体的に活動しないだけでなく、 過去や未来を考えたりすることもせずに、 1、2時間、ただ座っていることを楽しめるでしょうか? ほとんどの人にとって、これはとても難しいはずです。 ...
純粋意識という名の“宝石”
仏教で「仏性」と呼ばれてきた純粋意識は、 周りの世界や、思考や感情、身体の感覚…… そのすべてに、ただ気づいている “土台の意識“ です。 それは、常に “いまここ“ に、存在しています。 しかし、何らかの刺激にすぐかき乱されてしまう心が、...
焦点を切り替える
人の心は、何らかの刺激に対して、 思考や感情という形で反応するようにできています。 そして、その反応は、自分の過去の経験や、 社会から刷り込まれた観念などによって条件づけられています。 つまり、ある刺激に対してどう反応するか、 ...
生命そのものの力
成功願望を持つ人、色々な成功法則を試す人は多いですよね。 あなたは、富や名声、地位や権力を手に入れることで、 自分の価値を証明したいと思っていませんか? なぜ、証明する必要があるのでしょう? それは、「人からの注目や成功を求める理由」に書いたように、...
自分自身でいる喜び
「本当に幸せに生きたいなら」にも書いたように、 世の多くの人は、自分の天性に反する不自然な生き方をしていて、 自分自身でいられなくなっています。 それは、どの子どもも 「そのままでは、役立たずで何の価値もない。 努力して、成功者になりなさい」 と言われて育つからです。...
今を生きる
僕は、今に注意を払う瞑想をやめてから随分経ちますが、 心は過去にも未来にも、ほとんど行かなくなっています。 実務上の計画を立てたり結果を顧みたりする際に 未来や過去へ思いを巡らせることはあっても、 いわゆる雑念はめったに湧いてきません。 ...