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自分自身でいる喜び
- yuhinohikari
- 2018年1月18日
- 読了時間: 2分
「本当に幸せに生きたいなら」にも書いたように、
世の多くの人は、自分の天性に反する不自然な生き方をしていて、
自分自身でいられなくなっています。
それは、どの子どもも
「そのままでは、役立たずで何の価値もない。
努力して、成功者になりなさい」
と言われて育つからです。
子どもは、大人が説く理想通りの人間になれば、
存在価値を認めてもらえると思うので、
自分も成功したいと思い、努力します。
しかし、自然に逆らうことなど、誰にもできないし、
あなたは、自分以外の誰かには、決してなれません。

なので、あなたは、理想に近づくことに失敗して
劣等感や罪悪感を覚えるようになるか、
あるいは、成功しても、仮面をかぶり、
自分ではない誰かのふりをしなければならなくなります。
もちろん、誰かのふりをしながら、幸せになれる人など存在しません。
あなたの天性に合った道を歩んで、
自分自身の資質を開花させることで成功しない限り、
いくら成功しても、決して幸せにはなれないのです。
あなたが幸せになれるのは、
自分自身をまるごと受け容れて、
たとえ親や他人から拒絶されても、
自分自身でいようと決断する時だけです。
ありのままの自分がどんな存在であろうと、
他の誰とも比較せずに、そのユニークさを受け容れてしまえば、
劣等感も、優越感も、なくなります。
不安や緊張、葛藤も消えてゆき、
自分の価値を証明しようとすることで消耗していたエネルギーが
すべて手に入るようになります。
すると、そのエネルギーが、
自分自身でいる喜びに変わるのです。
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