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テニス観戦

  • yuhinohikari
  • 2016年10月10日
  • 読了時間: 2分

一昨日、楽天ジャパンオープンの準決勝を観てきました。

第2試合でモンフィス(世界ランキング8位・仏)との熱戦の末に勝った

若手のキリオス(15位・豪)が、昨日の決勝戦で初優勝を飾ったようです。

21歳の切れのあるプレーと卓越した技は、実に見応えがありました。

キリオスの勢いのある戦いぶりが、番狂わせを呼び寄せたのでしょう。

錦織圭を長年応援している妻が、早々に押さえた限定チケットだったので、

10月の開幕までには時間がありました。

この間、彼はウィンブルドンでのチリッチ(クロアチア)との一戦で

脇腹を痛め、大事をとっての棄権。

しかし、リオオリンピックでは大活躍して初の銅メダルを獲得し、

今大会も2年ぶりの優勝を期待されていました。

それだけに、「錦織、臀部肉離れ、2回戦で無念のリタイア」との一報が、

5日に飛び込んできた時には、妻はとても残念がっていました。

実は、その数日前に、次女が風邪をこじらせ緊急入院し、

かなり重い症状が続いていたこともあって、

一時は観戦に行くこと自体をやめようかと、妻は迷っていたようです。

でも、僕は至ってフラットな気持ちで事態を受け止めていたので、

「錦織が出なくても、行きたいと思ってるよ。

当日、状況が許すなら、二人で行こうよ」と提案していました。

バリアを張っていた頃の僕と違って、突き放した態度でもなく、

言葉ひとつ取っても血の通った優しさがあり、

妻には、コアな部分がとても柔らかくなったように感じられたそうです。

試合前日、病床の娘からも「気にせず楽しんできて!」と後押しされ、

雨の中、二人で有明テニスの森公園へ・・・。

スタジアムからの帰り道、雨上がりの夕日を映す高層ビルや

お台場の大観覧車が輝いていて綺麗でした。

次女はまだ入院していますが、数日中に退院できそうです。


 
 
 

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