密度の濃い日々を…
僕の娘たちは、所謂キラキラネーム世代なので、
奇抜な名前の友人も少なくありません。
でも、うちは二人とも読みは少し珍しい響きですが、綴りはかなり和風です。
長女には、僕と妻が音楽を通じて出会ったこともあり、
「音」という字を入れました。
次女の方は、当時、幼稚園年中だった長女の希望をそのまま採用。
どんな漢字にするかだけ、僕たちで考えました。
彼女は、予定日を1週間過ぎても生まれてくる気配がなく、
結局10日遅れで、3602gの丸々と太った姿で誕生しました。
臍の緒に、慣れない手つきでハサミを入れたことを
今でもよく憶えています。
二人目を流産していたこともあり、
長女にとっては、待ちに待った妹の誕生でした。
そんな次女も、間もなく二十歳の誕生日を迎えようとしています。
密度の濃い20代を存分に味わって生きて欲しいな、と思います。