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プロセスが始まると、どうなるか(3)

  • yuhinohikari
  • 2017年4月17日
  • 読了時間: 2分

意識の目覚めへ向かうプロセスが始まると、

自分が心から興味のもてることに専心したくなると

(1)(2)に書きました。

これは、誰かに言われた通りに生きるのではなく、

自分自身に忠実に生たいと感じるようになる、ということでもあります。

プロセスが始まるまで、ほとんどの人は無意識に

親の期待や外から与えられた型に合わせて生きています。

昔から大多数の人はそうしてきたし、それが世の習わしなので、

自分も当然そうすべきだと思っています。

しかし、ひとたびプロセスが始まると、

自分自身に忠実に生きたいという衝動が湧き起こってくるのです。

すると、自分に押し付けられている期待や型と、

その衝動とが葛藤し、あなたは苦しむようになります。

その時、今までの生き方を手放して、衝動に従うことができれば、

葛藤の苦しみは消えるのですが、そうは簡単にいきません。

生き方を変えてしまうことに、強い恐怖を覚え、足踏みするのです。

それは、あなたが親をはじめとする他の人たちの意見にずっと依存して

生きてきたからです。

今までは、親の期待や外から与えられた枠に合わせることで、

受け容れてもらったり、褒めてもらったりしてきました。

他の人たちから、従順でいることと引き換えに、肯定的な評価を受け取り、

エゴが傷つかないようにしてきたのです。

もし、あなたが従順でいることをやめてしまったら、どうなるでしょう?

彼らは当然、肯定的な評価を取り下げ、非難を浴びせるでしょう。

それを、エゴはとても恐れるのです。

(つづく)

 
 
 

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