

純粋な本質だけが残る
昨日は、義父の9回目の命日でした。 3年前の記事「無常迅速」でも触れましたが、 義父の葬儀で耳にした『白骨の御文書』の 「朝(あした)は紅顔ありて、夕(ゆうべ)には白骨となる身なり」という 強烈なフレーズは、今でもよく憶えています。...


ゾーンに入る
「生命そのものの力」という過去記事で、 高みに向かってどこまでも成長しようとする人物の具体例として、 フィギュアスケーターの羽生結弦さんと、棋士の藤井聡太さんを挙げました。 彼らは、自分の天性に合った道で、素晴らしい才能を開花させていますが、...


“何もしないこと” を楽しむ
あなたは、“何もしないこと” を楽しめるでしょうか? 単に身体的に活動しないだけでなく、 過去や未来を考えたりすることもせずに、 1、2時間、ただ座っていることを楽しめるでしょうか? ほとんどの人にとって、これはとても難しいはずです。 ...


純粋意識という名の“宝石”
仏教で「仏性」と呼ばれてきた純粋意識は、 周りの世界や、思考や感情、身体の感覚…… そのすべてに、ただ気づいている “土台の意識“ です。 それは、常に “いまここ“ に、存在しています。 しかし、何らかの刺激にすぐかき乱されてしまう心が、...


焦点を切り替える
人の心は、何らかの刺激に対して、 思考や感情という形で反応するようにできています。 そして、その反応は、自分の過去の経験や、 社会から刷り込まれた観念などによって条件づけられています。 つまり、ある刺激に対してどう反応するか、 ...


感情の錬金術(アルケミー)
中世のヨーロッパには、錬金術師(アルケミスト)と呼ばれる人たちがいました。 彼らは表向きには、卑金属から貴金属を精錬するための研究をしている 学者のような存在でした。 しかし、それはキリスト教会からの迫害を逃れるための仮の姿で、 彼らは心を変容するための...


あらゆる悩みを解決する鍵
人の心は、親や社会から刷り込まれた観念や、自分の過去の経験によって、 条件づけられています。 何かに接した時、どのように考え、どのように感じ、どのように判断するか、 ある決まった反応のパターンが形作られている、ということです。...


繭の外に出て、生きる
意識の目覚めへと向かうプロセスは、 エゴという繭(まゆ)の中に押し留められていた生命が、 その繭を突き破って自由になり、無限に広がってゆく過程、と言うこともできます。 なので、プロセスが始まると、全面的に、強烈に生きたい!という衝動が、...